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JRバス東北20thAnnivrsary第2弾【仙台-新宿】とツアーバス

今回は新宿と仙台を結んでいる【JRバス東北の仙台-新宿号】のキャンペーン特別運賃期間延長の事を中心に書いてみたいと思います。
今年の5月12日より7月31日迄の特別キャンペーンが好評な【仙台-新宿線】ですが、キャンペーンが終わったらどうなるのか注目していたところ
【JRバス東北20th仙台-新宿特別運賃キャンペーン第2弾】が発表され【仙台-新宿線】は実質値下げが行われたのと同じですね。

以前この路線は【政宗号】と名乗っており、JRバス東北と東北急行の共同運行バスでした。
昼行便だけではなく夜行便の設定もありました。
距離が中途半端だったからか縦10列横4列のバスを専用車として使われてきました。
ほぼ同距離の名古屋・新潟も4列車を導入していたので
それ程目立った存在ではありませんでした。
しかし貸切バスを借り上げて走るツアーバスが台頭してくると、半額以下で走るツアーバスに乗客が流れてゆきました。
夜行便のみ3列シート車へ変更しましたが、縦11列の3列独立シート車という事でシートピッチはツアーバスの貸切バスと変わりませんでした。
ツアーバスにも変化が現れました。



片道4000円で横3列シート縦9列というツアーバス【旅の散策仙台号】です。
政宗号より安く快適なシートを採用したバスは人気が出てきました。
また福島・郡山-東京間をツアーバスとして運行していた【桜交通】も仙台ライナーとして新宿-仙台に乗り出してきました。
夜行ツアーバスもオリオンバス・ウィラーエキスプレス・
ナイトライナー・ハーベストライナー・キラキラ号等各社入り乱れて、【政宗号】の乗客は一桁まで落ちてしまいました。
今年の3月末日で東北急行との【政宗号】を廃止しそれぞれ独自のバスを運行するという事になり、現在の【仙台-新宿線】が生まれました。
3000円キャンペーンは好評でねらい通りツアーバスの乗客を引き戻すことが出来ました。
しかし現在利用している乗客は値段だけ見てバスを利用している人が殆どです。
キャンペーンが終わり以前の運賃6000円台に戻ればまた一桁になると思われます。
今回は特別運賃を延命させる事になりましたがいつまで激安戦術を貫くのでしょうか?
この【仙台-新宿線】の運行自体は殆どのツアーバスと同じワンマン運行です。
JRバス東北のHPに書かれている安全な運行は保たれるのでしょうか?
短絡的に価格競争へ走るのもどうかと思います。
今回の特別運賃延期には遅すぎた処方の様に感じております。
ツアーバスが台頭する前に打つ手は有ったと思っているのは私だけではないと思います。
運賃は安くとも【仙台-新宿線】は運賃以上の満足感を与えてくれる路線バスです。
運賃はサービスと等価で無ければ評価出来ないのではないかと思ってます。
私は3度利用できたのでこの第2弾の時は利用しないでしょう。
理由は他のバスに乗りたいだけなんですけど。
(最近仙台へ行く便が固定化されてきたので再度考え直してます。)



7月1日(火)23:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 高速バス・ツアーバス | 管理

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