名も知らぬ街角の...
 
香港・シンセン・ハルビンをちょっと探求するブログです。
 



鉄道廃線跡

本州最北端の鉄道になるはずだった?!大間鉄道建設跡を訪ねて その4

大間鉄道建設跡探訪の最終回です。
13連アーチ橋に新設された駅舎風の建物に関して書いてゆきます。
まずは建設の経緯が書かれたプレートです。
復古の経緯も書かれています。
それではすずろ歩きしてみましょう。



線路もひかれ駅舎風になってます。
整備されるまではこのアーチ橋も草ぼうぼうでした。
それが2004年にこのように整備され観光資源化されました。
さて駅舎風建物は何なのか近づいてみましょう。



休憩所になってます。(笑)
駅の標識もどきも再現されてます。
大畑→下風呂→大間
かなり停まりませんね。



そしてと休憩所の隣はなんと「足湯」になってます。
さすが温泉郷足湯の無料サービスです。
私もしっかり浸かってきました。
夜行バスを利用した場合こういった手軽な温泉でも疲れがとれるのでうれしいサービスでした。

最後にまとめ
大戦中に建設をやめてしまった鉄路ではありますが、沿線には数多く遺構が残っておりまた国道沿いに点在するため比較的容易に廻ることが出来きました。
また忘れ去られようとした鉄道建設の意味も含め下風呂温泉のように保存するという動きはすばらしいと思います。
日本国土決戦を踏まえ戦争物資輸送目的で建設を進められた経緯は決して忘れてはいけない事であります。
鉄道とは一見平和的なものと感じますが過去にはいろいろと重い歴史があります。



再開発で歴史的見地で重要な配線後の保存を望みます。
朽ち果てそうであったアーチ橋をここまで修復していただいた事に下風呂地区の住民の皆様に感謝いたします。



9月16日(土)13:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 鉄道廃線跡 | 管理

本州最北端の鉄道になるはずだった?!大間鉄道建設跡を訪ねて その3

建設途中で廃線になった大間鉄道の建設跡を巡る旅の3回目です。
いよいよ13連アーチ橋との対面です。
勿体振るつもりは無かったのですがここ(ぶっとびブログ)の仕様で写真掲載数が決まっているのですみません。
まずはアーチ橋全体が見渡せる国道からの写真です。
壮観ですねえ。一度も使われる事の無かった鉄道遺構とは思えません。
しかも物資の乏しい大戦中に作られていました。
鉄筋が無く竹筋や木筋を使っていたそうです。
人手ももなく朝鮮や中国からの強制労働で作られた経緯があります。



下風呂温泉の13連アーチ橋は訪れる人も多く村が修復して観光資源化されたことにはびっくりしました。
今にも朽ち落ちそうな橋の写真を見たことがありますが、
私が訪れたときはこのような立派な案内看板も出来ていました。



近くから見てみましょう。
アーチ橋手前から身を乗り出して撮影してみました。
なにやら駅舎のような物も見えます。



アーチ橋そのものはきれいに修復されて、外観もきれいになってます。
忘れ去られようとした鉄道建設の事実を残すという意味でもこの保存活動は有意義だと思います。
次回は駅舎のように見える場所に関してです。
(まだ引っ張ります。すみません)



9月15日(金)03:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 鉄道廃線跡 | 管理

本州最北端の鉄道になるはずだった?!大間鉄道建設跡を訪ねて その2

大間鉄道建設跡地を訪ねる旅の2回目です。
今回から下風呂温泉に残る鉄道建設跡を中心に記事を書きます。
下北交通「下風呂バス停」にて下車した後は今では道路として使われている鉄道跡に向かいました。
前回紹介しました「下風呂温泉」の看板を越えるとそこには道路と鉄道との立体交差?があります。
今は道路として使われていますが、本来はこの橋には鉄道が走るはずでした。

ぶらっと下風呂温泉に来た人はこれが鉄道建設跡とは思わないと思います。



反対側から見た橋です。
言われてみれば鉄道橋と思える程度だともいます。
でも他の地区と比べるときれいな状態で残ってます。
実際に道路として使用されているからなんでしょうけど。
しかしこの道路というのも中途半端でこの橋の大畑側には家が建っており、その家と駐車場の為に利用されております。



こちらが橋の上からの眺めです。
山の山腹に作られているので国道より一段高い場所にあるから
、太平洋が見えて割ときれいな眺めです。



下風呂温泉郷から駅へ向かう階段です。
本来はホームにつながる予定だったそうです。
しかし下の道路側はほぼ倉庫のような状態でした。



公民館です。
ここが駅舎になる予定だったそうです。
次回は13連アーチ橋を紹介します。



9月14日(木)08:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 鉄道廃線跡 | 管理

本州最北端の鉄道になるはずだった?!大間鉄道建設跡を訪ねて その1

今年のお盆休みに下北半島を訪ねました。
理由は下風呂温泉に残る「大間鉄道13連アーチ橋」を見に行くためです。
2年前父親と旅したときに見た記憶があるのですが、写真に納めなかったので今回訪ねることにしました。
以前下北交通のエアロスターKを紹介しましたが、下北駅よりそのバスに乗車して「下風呂温泉」へ向けて出かけました。
「大畑駅」から所々に大間鉄道の建設跡が残ってます。
いくつか紹介しながら下風呂温泉へ向かいましょう。

大畑駅を出発すると大きな川を渡り小高い丘を越えます。
丘の途中には交差点があります。この道は薬研温泉からの道です。
丘を越えると車窓に海が広がってきます。
すると左手側にわりと大きなアーチ橋が見えてきます。



それがこのアーチ橋です。
二枚橋アーチ橋です。バス停も二枚橋という名前のバス停があります。



三左右衛門沢付近に残る橋げた跡です。
この大間道は国道ですが、あまり広い道ではありません。
バスが通ると後ろに車が溜まってしまいます。
従って少し広いところで一旦停車して後続の車に先を譲ります。



もう1カ所小さなアーチ橋がありますが、往復とも撮影そこねました。
下風呂温泉に残る13連アーチ橋が最後のとりとして迎えてくれます。
最近風間浦村が観光資源化したらしく整備されてます。
このように看板も作れてました。



9月13日(水)00:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 鉄道廃線跡 | 管理


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