カメラ休話 8月 高級コンデジブーム? |
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| 今月は高級コンパクトデジタルカメラに関して、書いてみたいと思います。 去年からのデジタル一眼レフカメラの低価格競争が熾烈化し、 今年になると5万円台で標準ズームレンズ込みで購入できる様になりました。 コンパクトデジタルカメラ(以下略称コンデジ)の描写に不満を持っていた層が 安くなったデジタル一眼へシフトしています。 やはり高感度撮影時のノイズや大伸し印刷時の不満からなのでしょうかね? ここ最近、低価格デジタル一眼が売れ行きを伸ばしています。 確かにデジタル一眼で撮影すればコンデジよりもきれいな写真が撮れるでしょう。 しかしそれに伴い機材が大型化し荷物も増えてしまいます。 気軽に撮影するという訳には行かなくなると思います。 (特に家族旅行の時は大きな問題となりかねません) また旅先で他の人にカメラを渡して撮影して貰うのにも敬遠されることもあるでしょう。 (自分で撮影するときも操作性や構図など気軽に写すという訳にはゆきませんよね)
コンデジでデジタル一眼の様な写真が撮れれば、デジタル一眼の大きさに敬遠していた層を取り込むことが出来るかもしれません。 ここ最近ネット上で、コンデジサイズでデジタル一眼の素子を詰め込んだカメラが出来ないか?という議論もされていました。 2006年秋ごろから【シグマ】がDP1のモックをフォトキナ等に出展して開発意欲を見せていましたが製品化への望みは薄かったです。 2006年頃高級コンデジの代表格として【リコーGDR】があげられます。 このコンデジは他のコンデジにはないこだわりを持って作られておりました。 単焦点レンズやマニュアル撮影の採用もその現れでしょう。 この機種はデジタル一眼のサブ機として所有する人もいました。 しかしズームレンズがないというのは撮影者の意図を表現するにはよいかもしれませんが、家族旅行時の写真には向かず購入層が限られてきます。 しかし今年は高級コンデジがにぎやかになってきました。 小さくても高画質な機種を望む人向け商品が出てくるのはよいです。 先に挙げた【シグマDP1】や【リコーGDR2】【ズーム機種GXー200】の発売がされました。 これらの機種はマニュアル露出やRAW記録が出来るのも特徴でしょう。 (しかしシグマの【DP1】は気軽に撮せるというカメラではありません。) また【ニコンP6000】が発表されました。こちらも高機能で外部ストロボシンクロ機能も付いております。 【パナソニックLX3】も発売されました。LX2所有者として後続機種は気になります。 LX3はレンズ以外にもWBが改良されているようです。 無理ですが、L10と同じ様な描写なら文句が全くないんですよね。 残る大御所のキヤノンのG9がどういう進化を遂げるか気になります。
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8月28日(木)04:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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