【油麩丼セットミニはっと汁付】 大衆食堂つか勇 登米市 |
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| 宮城県登米地区の代表的な食べ物として【はっと汁】があります。 最近では催しも行われ各地方のはっと汁が食べられる祭りも開催されるようになりました。 はっと汁は南部地方に見られる【ひっつみ】や山梨の【ほうとう】に似ていますが、作り方が異なります。 はっと汁は小麦を薄く延ばしてから一旦茹でます。
今回はそのはっと汁と登米地区名産の油麩をどんぶりにした油麩丼を食べる事にしました。
食べたお店は【大衆食堂つか勇】 仙台から訪れた場合東日本急行の高速バス【みやぎの明治村】バス停を降りたら目の前です。 外観はリフォームされていて綺麗ですが、一旦食堂にはいると懐かしい昭和を感じさせる厨房、テーブル席と半座敷となっている店内です。
油麩丼はカツ丼に似せたどんぶりで油麩がグルテンから作られている為、煮ても適度な歯ごたえがあります。 なかなか美味しいです。 そして【はっと汁】です。 これは美味しいです。郷土料理と言うことで味の方はあまり期待してませんでしたが、大きく裏切られました。 おかわりしたいくらいです。 はっとと呼ばれる小麦をちぎって茹でた物ですが、つるっとした舌触りでうどんよりも腰のある物でした。
なぜ【はっと汁】と呼ばれるのか聞いてみたところ、昔米以外を食べることは御法度だったそうです。 そこで小麦から作られるこの【はっと汁】は御法度からはっとになったそうです。
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12月19日(金)07:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | グルメ | 管理
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